【レポート】2025年度第1回公開学習会「こんな手口に注意!寸劇で楽しく学ぼう」を開催しました。
2025年10月11日(土)13時30分から、粉河ふるさとセンター・小ホール(紀の川市粉河)で、2025年度第1回公開学習会を、今回はじめて紀の川市と共催しました。参加者は、会場参加は76人でした。

最初に紀の川市農林商工部商工労働課の田中課長より「「わかやま市民生協との包括連携の中、この学習会を開催するに至りました。SNSによる投資詐欺など100万円単位で被害に遭うという事例もあります。消費者被害を防ぐため、日常生活で起こり得ることを学んでください」とご挨拶いただきました。
講師の浅野弁護士からは、「通信販売の定期購入トラブルや副業詐欺、投資詐欺、訪問購入トラブルなどは、民法、消費者契約法、特定商取引法により、消費者が有利なように守られていることを知ってほしい」と説明の後、NPO法人和歌山県消費者サポートネットのメンバーでつくる劇団「でんでん」による、貴金属の訪問購入トラブルについて寸劇で再現しました。この内容について浅野弁護士より「法的に言うと、勧誘の要求をしていない人に勧誘してはいけない。というのがあり、衣類の買い取りで訪問しているのに、貴金属の買い取りをしてはいけない。また、クーリング・オフは書面を受け取った日から8日となっているため、書面(領収書や買い取り明細など)を渡していないことから、期限はないことが指摘できる」とありました。
2本目の獣害駆除の話では、浅野弁護士より「電話で見積りを依頼しているのに、見積もせずに施工して、高額を請求することは法律上、契約を成立したとは言えない。二度めも補償しますと言ってるのに再度請求しているのもおかしい」と指摘がありました。
最後に、消費者ネットワークわかやま世話人を代表して由良副代表世話人より挨拶をしました。
